2020年6月26日金曜日

「Michael Jackson Library」について

このブログとは別に、国内では出版されていないマイケルについての良本を翻訳して紹介する「Michael Jackson Library」を有料で運営しています。


《内容》現在5冊の本がすべて読めます。

下記の4冊はマイケルが作品を発表しなくなった2000年以降、彼と親しかった人物が書いたもので・・・

◎『MJテープス:マイケルがユダヤ教ラビに語ったこと』(ラビ・シュムリー著)
The Michael Jackson Tapes / Shmuley Boteach

『マイケルが語る子供の心』(ラビ・シュムリー著)
Honoring the Child Spirit / Shmuley Boteach

『私が知っているマイケルとネバーランドのこと』(通称バーニー先生著)
Private Conversations in Neverland with Michael Jackson / William Van Valin II

『ボディガードが語るマイケルと子供たちとの最後の日々』(ビル&ジェイヴォン)
Remember the Time:Protecting Michael Jackson in His Final Days

5冊目の『M Poetica ー マイケル・ジャクソン詩論』はこちらをお読みください(→リンク)


《各本の概要》

『MJテープス:マイケルがユダヤ教ラビに語ったこと』
(MJの死から3か月後に出版されたラビとの対談本)

(まえがきより抜粋)この本を出版するのは、マイケルの強い希望だった。ここに含まれているのは、マイケルがかつて無いほど親密に、隠し事なく生のままの感情を、たとえ痛みを伴おうと自身の内面から絞り出して、世の人に明らかにした会話の記録である。・・・この本のもとになった記録は、私とマイケルが2000年の8月から2001年の4月の間に行った30時間にわたる会話をテープレコーダーに録ったものだ。私たちはそれを急いで本にして、世に出すつもりでいた。・・・マイケルは、自分がどんな人間かを世の中に知ってもらおうと必死だった。・・・あるときなど、彼は私に「ちょっとまって」と言い、ホテルの部屋のエアコンを弱めた。自分の声がエアコンの音に邪魔されて、うまく録音されないことがいやだったのだ。彼の子供、プリンスとパリスは当時3才と2才だった。彼らは録音の場にいることが度々あったのだが、うるさくしたりすることがあると、マイケルは優しく「シーッ」と彼らに命じて、一言も録音漏れのないようにした・・・。


『マイケルが語る子供の心』
(MJTapesと同時期の録音テープから、特に子供とその精神について語ったことをまとめたラビ・シュムリーの2冊目の本)

(序章より抜粋)マイケル・ジャクソンが2009年6月25日に亡くなってから数ヶ月後、ドキュメンタリー映画『This Is It』がヒットした。・・・妻と映画を見ながら、私はマイケルの悲劇的な死について、自分が考えていたことがいっそうはっきりしてくるのを感じた。つまり、世界中の人はマイケルを未だ一人の人間として悼むのではなく、パフォーマーとしての彼の死を惜しんでいるということを。音楽の天才であるマイケルが、驚異的なパフォーマンスを見せるたびに、映画館の客席のあちこちで、「おぉ」とか「あぁ」という声が漏れた。「どうして50才になった人があんな風に動けるんだろう」「ほら、彼の歌うヒューマン・ネイチャーの素敵なこと」人々は、マイケルがステージで見せる魔法がこの世にはもう無いことを惜しんでいた。私はそうではなかった。私が惜しんだのは、マイケルの人間性である。まだこれからという時に、悲運の死を遂げた、一人の友人を惜しんでいるのである・・・。


『私が知っているマイケルとネバーランドのこと』
(2001年からマイケルを診療していただけでなく、家族ぐるみで親しく付き合っていた医者が書いた本)

(はじめにより抜粋)この物語は、友人同士の会話でできている。私が毎日心からいなくなったことを寂しく思う相手。そう、彼は世界中のアイコンであり、音楽的天才でありながら、優しい心を持ち、そして何より私の友人だった。・・・マイケルの健康問題についての多くは、治療に関わった人々のところで、もう十分に書かれているだろう。読みたければそれらを読んでほしい。私が書こうとしているのは、あの5年という素晴らしい歳月の中で知ることになったマイケル・ジャクソンを世に紹介すること・・。


『ボディガードが語るマイケルと子供たちとの最後の日々』
(2006年から2009年6月までの2年半の間、ボディガードを務めた2人の話を伝記作家がまとめて2014年に出版された本)

(イントロダクションより抜粋)我々への報酬は、あなたがたファンが「よくやった」と思ってくれることだ。マイケル・ジャクソンには、いまでも世界中に献身的な支持者が大勢いる。・・あなたたちには、彼が本当はどんな人であったか知る権利がある。この本は、その機会をあなたたちに与えると我々は信じている。・・マイケル・ジャクソンを守ることは、他とは比べられない経験だった。我々は、彼の人間性や音楽について、深く広く理解する機会を得たし、そのことが我々の世界を見る目を永遠に変えてしまった。あなたの世界を見る目も変わることを願って、この物語をお届けする。

☆ ☆ ☆

『M Poetica』以外の4冊は、シュムリーの本2冊が、2000年の8月から2001年の4月まで。バーニー先生の本は、2001年10月から、2005年の6月。元ボディガードの本は、2006年12月から、2009年6月まで。マイケルが出国していた1年間を除き、インヴィンシブル期以降の彼のプライヴェートの様子は、これらの本からおおよそのことを知ることができると言っていいでしょう。著者はそれぞれ、聖職者、医者、ボディガードといった、まったく異なる職種ですが、彼らはマイケルの人生に常に関わってきた職種の人々です。

これらすべてが邦訳未出版・・と言いたいところですが、実はバーニー先生の本のみ自費出版されていました。

Private Conversations in Neverland with Michael Jackson,JP (Japanese Edition)

こちらはペーパーバック版(ジャポニカ学習帳ぐらいの薄さ)で2400円(プライム会員の場合は無料?)。ただ訳者がマイケルのことをあまり知らないせいか、誤訳や抜けている箇所も。。

当ブログでは、他のすべての本も、まえがきや、あとがきなども含めた「完訳」で、翻訳も出版レベルのものになっていると自負しています。


◎ブログの価格と、送金方法

まず「お値段」ですが、
下記は、原著価格(2019年)

『The Michael Jackson Tapes』Kindle版 ¥1,231
『Honoring the Child Spirit』Amazon,com のハードカバーのみで $24.15
『Private Conversations in Neverland with Michael Jackson』現在ペーパーバックのみで ¥2913
『Remember the Time:Protecting Michael Jackson in His Final Days』Kindle版 ¥1,238
『M Poetica:Michael Jackson's Art of Connection and Defiance』Kindle版のみ、¥627

翻訳本は原著の2倍は頂かないと・・と言いたいところですが、
5冊で、5千円でお願いします!(ファンに読んでもらいたい一心で、引き続き特別価格とさせていただきます)

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